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CATERHAM Seven -27 [Modeling]

SNSではすでに公開していましたがボンネットの追加工作です。
静岡の時は曲げただけの形状でしたが、ケータハムBDRの特徴の一つであるボンネットルーバーは出来れば再現したかった部分です。 とはいえ、アルミ一体であるがゆえに工作は加工方法も含めてハードルも高く当初は半ばあきらめていたのですが、なんとかできたので工程を少し詳しく解説しようと思います。


手元の参考書はウイングローブ氏の「The Complete Car Modeller 1」です。
ルーバーの工作についての一節

seven_119.jpg

読んだだけではなかなか理解できませんw
ウイングローブ氏はハンドプレスを改造して送りテーブルと組み合わせた専用のプレス機を使用しているようです。
色々と模索している中、 玉田氏(FBリンク) が相談に乗ってくださり、詳細なアドバイスとレクチャーを頂いて実現できました。
感謝の念に堪えません。 ありがとうございます!


さて、考えていても進まないので手を動かしてみます。
ボール盤があるので他に必要なのはパンチとダイ。
(ボール盤の代わりにルーター用の卓上スタンドでも代用できると思います。)

まずパンチはタガネを加工して作りました。

seven_120.jpg

ハンズにはハイスと鉄製がありましたが、1本150円前後と安価で加工がしやすい鉄をチョイスしました。
先端をヤスリで必要な幅にし、横から見たときに約45度の∠字型になるように研ぎます。
持ち手側はチャックに安定して保持出来るように削って整えておきます。


少しハードル高いのはダイの方です。
フライスとアングルカッターがあれば加工できますが、生憎フライスを持っていないので今回は 職権乱用 ズルをして調達しました。
素材は真鍮です。

seven_121.jpg

理屈がわかったので試したところ、角線などを断面が45度の∠字になるよう加工すればOKそうです。
↓こんな感じです。

seven_122.jpg

角線を板端にハンダで仮固定してヤスリで斜めに削り、カットしたものを数本並べたものでも抜けました。

ちなみに今回加工するアルミ(t=0.2)に対し、真鍮のダイでは摩耗して加工後は先端が潰れてきてバリが多くなります。 (失敗含めて300本くらいはスリット抜いたと思います)
相手素材によりますが鉄か少なくとも洋白以上の硬度の素材が良いようです。



素材にはあらかじめガイドラインを罫書いて準備完了です。

seven_123.jpg


いよいよ抜き工程。
ボール盤にパンチとダイをセットします。

seven_124.jpg

ダイは小さいので一回り大きい板に接着固定しています。
刃先間の隙間は精度の問題から0.05~0.08㎜程度に設定しました。
刃先のスキマは試し切りして感覚的に決めていますが、スキマが大きすぎるとバリが多く変形も著しいです。 逆に0-0だと抜けませんし、最悪せっかく作ったパンチやダイを痛めてしまいます。

あとはパンチ、ダイ、素材に切削油を塗ってプレス。
クレ556でも良いので油を塗らないと奇麗に数が抜けません。


抜ける瞬間には「コクッ」というか「プツ」のような感触がするのでわかります。 癖になります(笑
送りは次の溝に引っ掛けるようにしていますが、精度の良いXYテーブルがあればベターかも。
絵で描くとこんなイメージです↓

seven_125.jpg



画像は初期の失敗作。
一か所刃がズレて穴が繋がってしまいました。

seven_126.jpg

試行錯誤の結果、今回の形状では最初に両側面だけを曲げておき、天面は平面のままルーバープレスした後にR付けや形状を整える手順が良さそうです。


プレス加工が終わったら油を落としてスリットに残ったバリをナイフやタガネでさらい、ペーパーで切り口を整えます。

seven_127.jpg

シャーシとのフィッティングを確認し、小傷を消しつつ全体にペーパーをかけます。

seven_128.jpg

最終的にはボディ全体でもう一度ヤスリ目を合わせてバフ掛けする予定です。


手仕事でアルミ一体のルーバーができたのはうれしい限り。
薄い金属板のルーバーを抜く方法が確立できると工作の可能性が広がりますね。


 
タグ:CATERHAM Seven
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CATERHAM Seven -26 [Modeling]

随分放置してしまいました。
静岡が終わって気が抜けたのもありますが、ノリというか間が空くとリズムが崩れてしまい、再開のきっかけを取るのが困難になりますねぇ。。。



暫定または作っていなかった小物をチマチマ進めております。

前回今一つだったレンズカットはプラ板に罫書いたガイドが見えづらく、ピッチも精度が低かったのでガイドラインをプリントする方法でやり直しました。

seven_114.jpg

seven_115.jpg

押え方や深さのコントロールなど改善余地は感じるものの、ずいぶんと良くなったかと。


ライトができたので帯金でブラケットを作りました。

seven_116.jpg

帯板をL字に曲げて裏側天面側にはライトの取り付け用、フレームとの接続用としてそれぞれパイプをハンダ付けしています。

ライトの下にはウインカーがありますのでWAVEのH・アイズを使用予定。

seven_117.jpg

今回購入したのが「H・アイズ[3]ミニサイズ」というものだったんですが、コレって前からあったんですかね? 今まで使用していたものは角型でロボットの目のような形が半分ほど入っているものでしたが、この商品は丸型のみのサイズアソートになっていて助かる! サイズはΦ1~2.8までそろっているのでクルマ模型に使いやすいですね。

裏面にメタルックを貼り付け、クリアオレンジで塗装してます。

seven_118.jpg

タグ:CATERHAM Seven
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CATERHAM Seven -25 [Modeling]

既にニュースでご存知の方も多いと思いますが、ニキ・ラウダ氏が天に召されました。(享年70歳)
F1というものを初めて知った頃から最も好きなドライバーの一人です。 ご冥福をお祈りします。



さて、自分の方はと言いますと先週ちょっと疲れが出たかな?とダルさがあり、週末にかけて体調は悪化する一方。 「9連休もあったし、その後静岡行くのに3日も休んだじゃないか」と思いつつも身と心は別物。 珍しく発熱して週末からはダウンしておりました。 

というわけで思ったように進められなかったのですが、とりあえずバラしたフレームをシンナーに浸けて塗装を落としました。 何故かというとパネルを組む時にノーズコーンを受けるメンバーに違和感を覚えたからです。

seven_110.jpg

予感的中。
塗装状態ではわかりませんでしたがハンダが取れかかっていました。 (丸印部)
他に余計な熱が回らないよう養生して、ハンダしなおして修正完了。


次にライトを作り直します。
レンズカップ(リフレクター)は磨き直し、先端を磨いてバルブに見立てた洋白線を植えました。

seven_111.jpg


レンズも暫定で塩ビ板をポンチで抜いた平板でした。
カットが入っていた方が良いので作り直します。

ビー玉をオス型にしてヒートプレスした塩ビ板を用意しレンズ外径を切り出します。
プラバンにレンズカットのラインを罫書いてテンプレートにし、デザインナイフで筋を入れてみます。

seven_112.jpg

seven_113.jpg

うーん、使えない。
少し検討が必要ですね。。
タグ:CATERHAM Seven
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